遁甲盤の見方(その6)_特殊な凶方位を知ろう

水火殺を理解しよう開運実験(気学編)

以前、水火殺という凶方位があります、というお話をしました。特に解説がなかったので、ここでやります。

まず遁甲盤の基本盤面というものがあります。中央に五がある遁甲盤です。

この遁甲盤を、後天定位盤(こうてんじょういばん)といいます。

【中心が四のとき】

以前、遁甲盤の中心が四または六のときは特殊な凶方位があります、とお伝えしました。例えば、中心が四の場合の遁甲盤を、後天定位盤の上に重ねて書いてみましょう。

普通はこのような書き方をしないのですが、まあ私は絵心がないので、このような感じになりました。(画伯になれる自信あり)

青色が中心が四の遁甲盤、赤色が後天定位盤です。北に注目します。一と九が一緒にいます。

一は一白水星

九は九紫火星

ですが、この水と火は特に相性が悪いです。以前おみせした

の図でも、火と水は離れた位置にあるので、相性が悪いです。

後天定位盤上の数値は、この数値の定位置と考えてください。北は一白水星の定位置なのですが、そこに相性の悪い九紫火星が来るわけです。この場合、一の上に九が来る北が凶方位になり、この凶方位を水火殺といいます。

【中心が六のとき】

同じように、後天定位盤の上に中心が六の遁甲盤を重ねて書いてみましょう。

今度は南に注目します。後天定位盤で南は九紫火星の定位置ですが、ここに一白水星が来ています。ここも火の定位置に水があるので、水火殺になります。

水火殺は私もよく見逃します。お互いに注意しましょう。

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