まず前回、説明もなく何気に出てきた九星ですが、ちょっとここで確認しておきましょう。生まれた、年、月、日、時間の4つにそれぞれ九星を割り当てることができます。九星とは、
- 一白水星
- 二黒土星
- 三碧木星
- 四緑木星
- 五黄土星
- 六白金星
- 七赤金星
- 八白土星
- 九紫火星
の九つを言います。とりあえず、しばらくは年、月のみを見ることにします。ご自分がどの九星に属するかは、展望手帳2021(マインドズーム社)のP2,P3,P4をご覧ください。九星にはそれぞれ特徴があるのですが、それはおいおいふれていきます。
年で九つ、月で九つなので、合計で9×9=81種類にご自身をカテゴリー分けします。年の九星が本命、月の九星が月命でした。(まさか、わすれていませんよね)
【九星の相性】
九星には相性があります。下の図を見てください。
例えば木は三碧木星、四緑木星を表しています。火なら九紫火星、といった具合です。線に沿ってみます。隣同士は仲がいいです。例えば木星のお隣は水星と火星なので、木星、水星、火星は仲良しです。ところが、木星と金星、土星は離れています。なので、木星は金星、土星とは合わない、と見ます。
この図は、”もっかどごんすい”と呼んで暗記してしまいましょう。この順で覚えると、隣同士は仲がいい、離れていると仲が悪い、と図に書いて確認することができます。
【吉方位について】
次に吉方位を確認しましょう。例として本命二黒土星、月命三碧木星の人を見てみましょう。展望手帳2021(マインドズーム社)のP24の上から2番目に、
2(本命) 3(月命) 9(最大吉方位) 8・7・6(吉方位)
と書いてあると思います。
これは、本命二黒、月命三碧の人は、九紫が最大吉方位、八白、七赤、六白が吉方位、ということを表しています。とうことは、遁甲盤で九と書いてある方向が一番いい方向、八、七、六と書いてある方向が、いい方向、ということになります。出し方があるのですが、これもおいおい触れていきます。
次回は、これまで確認したことから、遁甲盤から吉方位を探ってみることにしましょう。
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