遁甲盤を見ていますと、一から九の数字が書いてあります。この数字は九星と言いまして、誕生日でカテゴライズをします。ご自分の九星の出し方は、次回の投稿でお話しします。展望手帳2021 マインドズーム社の遁甲盤について見方をみてみましょう。
【方角】
まず遁甲版が示す方角を見てみましょう。注意点は、下が北になっている、ということです。北が下側、の表記がしっくりこない人は、展望手帳を逆さに見れば北が上側になります。あと北といっても真北(マップ上の北)と磁北(コンパスの針が向く方向)があるのですが、気学では真北を用います。
方角以外にいろいろ書いてありますが、ここでは北が下になっている、と覚えておきましょう。
【角度】
あと角度の見方です。東西南北は30度なのですが、そのほかの方位は60度になります。
では凶方位についてみていきましょう。遁甲盤の中に、赤で塗ってある方位は、万人に共通する凶方位になります。
万人に共通する凶方位には以下のものがあります。
- 五黄殺(ごおうさつ)
- 暗剣殺(あんけんさつ)
- 破(やぶれ)
【五黄殺】
遁甲盤に五と書いてある方位は、五黄殺と言って、必ず凶方位になります。
図の場合は、南西方向60°が五黄殺という凶方位になります。
【暗剣殺】
それから、五の反対側を暗剣殺といって、これも必ず凶方位になります。
この場合だと、五の反対側の北東60°が暗剣殺という凶方位になります。
五が真ん中に入ってる場合があります。この場合は、この場合は五黄殺と暗剣殺はありません。
【破(やぶれ)】
破(やぶれ)は、遁甲盤の干支(かんし)の支の反対側を言います。これも凶方位になります。
たとえば、展望手帳で2021年4月1日の遁甲盤を見てみましょう。そうすると、上の方に”己卯”と書いてあると思います。これは、2021年4月1日は、60干支では己卯の日ですよ、ということをいっています。この日の支は、卯なんです。(check point1)(己は干の種類になります)
次に、遁甲盤で卯を探します。(check point2)
卯の反対側を見ます。卯の反対側にある支は酉です。2021年4月1日は、この酉の方向(西側30°)が破という凶方位になります。
占術の世界では、干支は”えと”ではなく、”かんし”と読みます。九星気学では、12支(子丑寅・・・戌亥)を使います。
あと小児殺とかあるのですが、小さいお子さんのみの凶方位ですので、ここでは省略します。(今後どっかでやります。)
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