タンジェントとは
サインとコサインを勉強したあなたには、タンジェントはもう簡単です。角度Θのタンジェントは
tanΘ=sinΘ / cosΘ
です。単位円で考えると、円周上のポイント(x、y)とすると、cosΘ=x座標、sinΘ=y座標でしたので、
tanΘ= y / x
になります。
タンジェントを計算する場合に注意点は、y/x という形をしていますので、x=0の場合、tanΘの値は存在しません。
タンジェントのグラフを書いてみよう
プログラムでタンジェントの形状を確認してみましょう。角度はー89°から89°までの範囲で確認してみます。±90°の場合、x=0(ポイントのx座標が0)になりますので、除外しています。
import math import matplotlib.pyplot as plt pi=math.pi x=[] atai=[] for i in range(-89,90,1): x.append(i) kakudo=i*pi/180 atai.append(math.tan(kakudo)) plt.plot(x,atai) plt.show()
【プログラムを見てみよう】
for の中の i は range(-89,90,1) の範囲にしますので、-89<= i <=89 の間にいます。この i を角度とみなして、kakudo でラジアンに変換しています。
math.tan(kakudo)で、タンジェントの値を計算します。
【グラフを確認しよう】
結果を確認してみます。
再度確認しておきますが、±90°の場合、タンジェントの値は存在しないことに注意しておきます。
尺が余ったので、pythonのおまけ
タンジェントでもうちょっとネタがあればよかったのですが、特に思いつかないので、python文法をネタにして尺の調整をします。
例えば、for文で、iを0から9まで回す際に、iが2以上8以下のときに、’good luck’と打ち出すにはどうすればいいでしょうか。
for i in range(0,10,1): if i>=2 and i<=8: print('good luck')
”iが2以上8以下”というのは、プログラムでは、
if i>=2 and i<=8:
のように、2つの条件を and でつなげます。
”条件1 and 条件2” は、
条件1 かつ 条件2が成立する
と解釈します。C言語を学んだ方は、”条件1 && 条件2” と書きますので、ちょっと違和感がありますが、すぐになれます。
さらに学習をしたい方に・・・
python始めました系の方には
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他の言語はかじりました系の方のには
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