遁甲盤の見方(その4)_例を見てみよう

遁甲盤から吉方位を探す開運実験(気学編)

本命二黒、月命三碧の人が、日の遁甲盤でどの方角が吉方位なのかを調べてみましょう。では例として2021年7月2日の遁甲盤で、どの方位が吉方位か調べてみましょう。

例のごとく、展望手帳2021(マインドズーム社)の2021年7月のページを見てください。

このような遁甲盤があると思います。これは、2021年7月2日の遁甲盤で、日ごとに変わるものなので日盤といます。

【吉方位に印をつける】

最大吉方位の九に赤丸、吉方位の八、七、六を緑でまるします。ただしこの場合では、六が中央にありますので、中央の値はまるしません。

【五黄殺、暗剣殺、破】

万人に共通した凶方位に×を入れます。展望手帳ではすでに赤で凶方位が示してあります。

まあ、ここは練習ですので、自分でチャレンジしてみましょう。五黄殺、暗剣殺、破を探していきます。復習ですが、

  • 五黄殺・・・遁甲盤の五があるところ
  • 暗剣殺・・・五黄殺の反対側
  • 破・・・その日の支の反対側(2021年7月2日は辛亥の日なので、亥の反対側は巳になりこれが破になります)

でした。

まず、五黄殺に×します。五は南東の方向にいますので、南東に×がつきます。

次は暗剣殺です。五黄殺の反対側(北西)に×がつきます。

次に破です。2021年7月2日の干支は展望手帳を見ると、辛亥(かのと い)になりますので、亥(北西)の反対側の巳(南東)が凶方位になります。南東はすでに×がついていますが、とりあえず、×を書いておきましょう。

あと、まだ解説していないのですが、この遁甲盤では特殊な凶方位が成立しています。

次回以降で解説しますが、真ん中の数字が、六か四の場合は、水火殺という特殊な凶方位が成立します。真ん中が六のときは、南が凶方位になります。ここでは”ふーん”と思っていただければ結構です。

【個人で違う凶方位_本命殺、本命的殺、月命殺、月命的殺】

次は個人で異なる凶方位に×をつけます。いま例にしている人は、本命は二黒土星でした。ですので、北の二の方向が本命殺になります。ついでに、本命殺の反対側が本命的殺でした。二(北)の反対側の南が本命的殺という凶方位になります。南はすでに×がついていますが、とりあえずダブル×しておきます。

次に月命に移りましょう。例題の人は月命は三碧でした。なので三のある南西が月命殺、反対側の北東が月命的殺になります。×しましょう。

【結果の見方】

これで〇×がつきました。で、×がついていない〇を見ます。すると、西の八が×が付いていません。なので、この人は2021年7月2日の吉方位は西側ということになります。最大吉方位の九に×が付いていなければよかったのですが、この日はダメでした。

では次回にこの吉方位はどう生かすのか、ということに触れていきます。

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