次は個人ごとの凶方位を出すことを学んでいきましょう。遁甲盤をみると、一から九の数字が書いてあります。これは誕生日で分類しよう、ということを言っています。まず最初のケースとして、ご自分の本命と月命を求めてみます。
- 本命星・・・生まれた年できまる
- 月命星・・・生まれた月できまる
展望手帳2021(マインドズーム社)のP2,P3に本命星一覧表というのがあります。例えば
西暦1950年 昭和25年 五黄土星
とあると、この年に生まれた方の本命は 五黄土星 となります。数字の五というのは、この五黄土星のことを指しています。土星というのは、特徴、特質の種類と思ってください。
本命をみるときに気を付けないといけないことがあります。1950年生まれの方は本命五黄ですと、というのは、言い換えると、
1950年の立春(2月4日)から1951年の節分(2月4日)までに生まれた人が五黄土星のかたです
ということを言っています。私1950年の1月10日生まれなんですけど・・・と言われる方は、その前の六白金星が本命星になります。
次に月命の見方です。展望手帳のP4を見ると月命星一覧表が出ています。例えば、本命が五黄土星の方が4月1日に生まれたとすれば、
この表から、月命星は一白水星とわかります。このように本命、月命を出していきます。P4の下側にあるのですが、本命の月命の数字が同じ場合は、表にあるように置き替えましょう。
では凶方位を確認していきましょう。
【本命殺】
ご自分の本命と同じ数値の方向が、本命殺という凶方位になります。例えば、本命が二黒土星の人は、二と書いてある方向が凶方位になります。
仮に図のようですと、この北西60°が凶方位になります。二が真ん中にいる場合は、凶方位はありません。
【本命的殺】
本命的殺は、本命殺の反対側になります。
図の場合ですと、本命二黒の反対側、南東方が凶方位になります。これが本命的殺です。
【月命殺、月命的殺】
本命のときと要領は同じです。例えば月命は三碧木星としましょう。そのとき、遁甲盤で三の方向が月命殺、反対側が月命的殺といいます。
図をみますと、月命三碧の北側が月命殺と呼ばれる凶方位、反対側の南が月命的殺と呼ばれる凶方位になります。
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