最初にダイエットに必要なものでご紹介した、”全身を映す鏡”で、全身を見てみましょう。特にご自身の太りやすいところを角度を変えてチェックしましょう。週１ぐらいでいいです。ダイエットが進んでくると、うれしさのあまり”えッ”と喜びの声を上げることがあります。
私はお腹に肉が付くタイプだったのですが、ある瞬間に”おおっ”と思う瞬間が出てきます。へっこんだお腹を見ると、励みになりますしね。ただし、へっこんだお腹をみながら悦にはいってビールを飲むのはさけましょう。
鏡では、いろいろな角度から、鏡の前でくるくる回りながら、できるだけご自身の体を確認してみましょう。そのとき、同時にご自身の姿勢を確認していただきたいです。
姿勢が悪い方は、ダイエットの前準備として姿勢を治すことに取り組みましょう。チェックポイントは、
- 猫背でないか
- 歩くときに、体が左右に傾いていないか
- 歩く際に、足がすっすっと軽やかに前にだせるか（これは、ダイエット中に取り組む）
です。
猫背の方以外に多いです。私もそうなのですが、ダイエット中に姿勢を矯正していきました。背筋を伸ばす、というよりは、お腹を前に出す、という感覚で取り組まれると背筋が伸びると思います。
体が左右どちらかに傾いて歩かれる方もたまにおられます。あまりバランスを崩していますと、ウォーキングがしんどくなるのではないかと思います。体が左に傾いて歩かれる方を知っているのですが、健康な方ではなかった記憶があります。
足がすっすっと軽やかに前に出すようにするのは、徐々にでOKです。もしご自分に合わないと感じられたら取り組む必要はありません。体重が７５ｋｇを切ったあたりから、ウオーキングのスピードを、普段の１．２倍から１．３倍に上げられる方は上げていただきたいと思います。そのとき、しんどそうに足を前に出すのではなく、軽やかに足を前に出していただきたいです。
外に出ていても姿勢のチェックをすることができます。天気が良いときは、ちょくちょくご自身の影をチェックして、ご自分で姿勢の矯正をするようにしましょう。
ここで大事なのは、極端にすることはありません。”なにかここ変だな”と感じるところがありましたら、６０％の改善度で十分です。少しづつ改善していきましょう。ご自身の完璧主義が出てこないように、ご自身でコントロールしましょう。完璧主義は失敗しか生まないです。ご自身をコントロールできるのは、ご自身だけですよ。
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